自動生産設備の開発・導入(自動化推進室)

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日本の生産年齢人口(15~64歳)は1995年の8,716万人をピークに減少に転じ、2019年(10月1日現在)で7,507万2千人(※1)、2040年には6,000万人を切り(※2)、減少の速度は速まっていくことが推定されています。

当社グループ会社の島根ナカバヤシ株式会社では、繁忙期の人手不足解消と作業中の負担軽減を目的として、製造工程に新たに自動生産ラインを導入し、課題解決を図っています。
専門部署「自動化推進室」を立ち上げ、プログラミングしたロボット設備を自社開発し、証書ファイルや手帳の生産ラインなどの自動化を図りました。その結果、証書ファイルの生産では、本来4人の人手が必要な作業を、ロボット1台を使うことにより、オペレーター1人で行えるようになり、製造効率が向上しました。

生産年齢人口の減少という問題に対し、自動生産設備の開発・導入など具体的な対策を実行し、持続可能な製造システムの平準化を図ると同時に人員配置の効率化を推進していきます。

 

手帳表紙工程 証書ファイル工程
自動化推進室
自動化推進室

参考

※1 総務省統計局『人口推計』
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

※2 国立社会保障・人口問題研究所『日本の将来推計人口 平成29年推計報告書』
http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp29_Report1.pdf

ナカバヤシとSDGs

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