株式会社EIKADO様株式会社EIKADO様

オリジナルパッケージの開発で、小さなことからSDGs

店舗紹介

和菓子のEIKADO(英華堂)

今から遡ること40年以上前、昭和52年に現社長・鈴木英美さまの両親である京都出身の先代が大阪市上新庄駅近くに「御菓子司英華堂」を開業されました。京菓子の流れを受け継ぐ和菓子職人が心を込めて手作りで美味しい和菓子を作っています。お客さまの暮らしに溶け込む心の和菓子店を目指し、大人から子どもまで毎日でも気軽に召し上がっていただけるような和菓子作りを心掛けています。
受け継いだ製法と進化する技術を掛け合わせ、人々に「おいしい!」と笑顔になっていただけるよう、品質にこだわった商品を作り続けます。
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看板商品「大阪華かりん」

「大阪華かりん」は、カリッとした独特の食感と黒糖風味が人気の揚げ饅頭です。生地にはミネラル豊富な黒糖をたっぷり仕込み、餡は北海道小豆をほっくりと焚き上げました。さらに米白絞油で香ばしく揚げているため、外はカリッと香ばしく、中はしっとりホクホクの餡を楽しめる、一度で二度美味しい食感をご賞味いただけます。餡は定番の5種類(こしあん、つぶあん、抹茶、スイートポテト、桃)をご用意しており、季節ごとに期間限定商品も販売しています。

大阪華かりん

(1)紙製の保存袋導入

要望・課題

SDGsに配慮した、環境にやさしいパッケージでお菓子を提供したい

EIKADO様これまで揚げ饅頭はプラスチック製フィルムに入れて提供していましたが、SDGsの観点から環境にやさしい紙製パッケージを使用したいと考えていました。しかし、「大阪華かりん」は油で揚げた饅頭のため、普通の紙だと油じみしてしまう点や流通時の冷凍状態から解凍する際に出る水分にも耐えられる保存袋である必要があり、なかなか形にできずにいました。

導入内容

揚げ饅頭の油分等に対応した紙素材を開発、紙のリサイクルマークをつけた新パッケージをご提供

ナカバヤシ担当者パッケージに“紙マーク”を付けるためには紙の重量比が50%を超える必要があります。残り49%の素材でいかに油じみを防ぎ、水や霜に対応する強度を出すかにこだわりました。試作品のテストを3回行い、鈴木社長とも何度も打ち合わせを重ね、EIKADO様だけの基材構成が完成しました。また作業性を考慮し、商品を入れる際にパッケージをめくりやすいよう端の面を少しずらした仕様をご提案しました。

(2)贈答用ボックスのリニューアル

要望・課題

贈答用ボックスの耐久性を上げ、デザインにもこだわりたい

EIKADO様これまで提供していた贈答用ボックスは厚紙に黒い紙を巻いた貼り箱を使用していましたが、重いものを入れると四隅が破けてしまうことがありました。物価上昇に伴い値上がりも続いていたため、リニューアルを検討していました。自社工場を持つナカバヤシさんであればお願いできるのではないかと思いご依頼をさせていただきました。

導入内容

Vカット加工技術で、耐久性と洗練されたデザインを兼ね備えたボックスを実現

ナカバヤシ担当者ご相談を受けた際、ナカバヤシの「Vカット加工」の技術を活用し、頑丈でエッジの効いたボックスをご提案できると考えました。板紙に溝を入れ一回の工程で組み立てまで行う方法を用いることで、材料の無駄が少なくクオリティも非常に高く仕上がります。様々なシーンでご利用いただける黒色のパッケージに銀箔でEIKADOロゴを箔押し加工し、上質なイメージに仕上げました。

Vカット加工

(3)味シールの導入

要望・課題

紙製パッケージ導入にあたり、新たな味のラインアップ表記を検討したい

EIKADO様これまでプラスチック製フィルムは味ごとに色とデザインを変え、視覚的にわかりやすいよう表記していました。しかし十数種類に及ぶフィルムが壁一面にストックされている状況を見て、SDGsの観点からも良くないのではと思うようになりました。今回紙製パッケージは、全てのラインアップで共同使用をすることにしたため、味の識別方法についてもご相談しました。

導入内容

味の種類別シールを新たに制作。紙製パッケージに貼付し、カラフルで分かりやすいデザインへ

ナカバヤシ担当者お菓子を購入したお客様がボックスを開ける際、自分の好きな味を選ぶ“わくわく感”を大切にしたいと考え、社内デザイナーと鈴木社長とオリジナルシールをデザインしました。味ごとにカラーを変えることで、色味でも種類を識別しやすく、かつ「大阪華かりん」のブランド名も邪魔しないデザインに仕上げました。和紙素材やシールの貼る位置など細部までこだわりをもって作成したこともあり、シール付きの紙製パッケージ導入により、商品の売上増加にもつながったとお褒めの言葉をいただき、とても嬉しかったです。

ナカバヤシを
選んだポイント

難しい依頼にも諦めず試行錯誤で応えてくれた

EIKADO様油や水分に耐えられる紙素材の開発を、唯一快く受けてくださったのがナカバヤシさんでした。自社工場やグループ会社はもちろん、多くの協力工場をお持ちの強みを活かし、柔軟にご対応いただきました。また、デザインや生産を依頼する窓口をナカバヤシさん1社に絞ることで調整の手間も少なく、価格の面でも非常に助かりました。
2018年ごろSDGsについて知る機会があり、環境に配慮した取り組みをしようと当時取引をしていたパッケージ会社数社に紙への移行話を持ち掛けましたが、難しいと取り合ってもらえず半ば諦めの気持もありました。そんな時ご紹介いただいたナカバヤシさんは、私のSDGsへの思いにも共感してくださり、何度も打ち合わせを重ねつつスピーディーに試作品も作って提案をしていただきました。希望通りのパッケージが完成し、とても嬉しいです。

再使用したくなるような「その次の使い方」がある贈答用ボックスを作りたい

EIKADO様ナカバヤシさんに贈答用ボックスをこだわって制作いただいたことで、お菓子を食べたら役目が終わるボックスではなく、ずっと使ってもらえるようなボックスを提供したいと思うようになりました。今回リニューアルしたボックスに限らず、新たに和ダンス型の小箱を制作し、お菓子を食べた後は小物入れとして活用していただけるような贈答用ボックスを作れないかご相談させていただいています。環境配慮へのお思いを込めて、ナカバヤシさんと一緒に実現に向けて作り上げたいです。

現在大阪にて3店舗経営しています。実は、高知県の海が大好きで月に1度高知県土佐市の日曜市にも出店しています。SDGsを知ってから、環境配慮の行動は社長自身が理解して取り入れていかないと会社や従業員にもその感覚は浸透しないと思い、積極的に取り組むようになりました。高知に行くたびに、綺麗な海を維持したいと思うので、これからも環境に配慮した事業展開を行っていきたいと思います。

弊社担当者より

ナカバヤシ担当者環境問題を考えSDGsを意識した行動を起こすことは簡単なことではありません。脱プラ廃プラを意識し、紙製にするとコスト面で影響が及びます。そんな中、「大きなことはできないけれど自分たちのできるところから環境に配慮した製品に少しずつ変えていきたい」という鈴木社長の想いがとても嬉しく、抱えておられる課題や難しい仕様にも何度もチャレンジさせていただきました。今後も継続性のある環境配慮型商品をご提案できればと思っています。

ーお話をうかがったご担当者様ー

  • ー会社概要ー
    社名
    株式会社EIKADO
    本店所在地
    〒533-0022
    大阪市東淀川区菅原7-5-7
    設立
    平成7年5月
    代表取締役
    鈴木英美 様
    URL
    https://www.eikado.jp/brand/

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